国民的アイドル、ももいろクローバーZ のリーダーである百田夏菜子さんのスペシャルインタビュー!
自身も作品の大ファンで『おジャ魔女どれみ』シリーズ 20 周年記念作品「魔女見習いをさがして」では声優として作品に参加した百田さんに、『おジャ魔女どれみ』の Special Memorize シリーズについて語っていただきました。
――Special Memorize シリーズは、懐かしのアイテムをスペシャル仕様で展開するブランドですが、当時のアイテムはお持ちでしたか?
百田:通っていた幼稚園にみならいタップとペペルトポロンがあったんですよ!それでお休みの時間になると、みならいタップやペペルトポロンを持ってどれみちゃんたちがお着替えする時に言うセリフを真似して遊んでいました。
でも1個しかなかったからみんな取り合いで(笑) みんなでどのキャラのセリフを言うか役を分けて、みならいタップとペペルトポロンを回しながら遊んでいましたね。
――百田さんは誰の役をやっていたんですか?
百田:日によって変えていました。「今日ははづきちゃんね」とか「今日はどれみちゃんにしよう」とかそういう感じで。みんなも上手に振り分けていて、今日はあの子がおんぷちゃんだから、だれだれちゃんはあいこちゃんです……とか言って(笑) 本当に、ただただキャラクターのキャッチフレーズを言ってステッキを振って「はい、次」って回して……みたいな感じで遊んでいました。
――それは思い出深いですね。
百田:はい!すごく思い出深いですね。毎日それで遊んでいたので。
――Special Memorizeシリーズとして新たに生まれ変わったアイテムを実際に見ていかがですか?
百田:学生時代というか、昔からの友だちに会った時はやっぱり当時の話になって盛り上がるんですけど、その時『おジャ魔女どれみ』の話は結構出てくるんですよ。だからこうやって大人になった今でも、また当時のアイテムに触れることができるっていうのがすごく嬉しいですし、思い出が蘇りますね。ちっちゃい頃の憧れというか、夢がいっぱい詰まってるんですよ。これでどれみちゃんたちのように魔女見習いになれるんだ〜って思っていたし、なんなら今でも思っているぐらい(笑)
――「Special Memorize ペペルトポロン」に入っている「魔法玉」は取り出せるんですよ。
百田:すごい!ちょっと出してみます。
百田:できました!この「魔法玉」で魔法が使えるんですよ。でも1回使うと1個無くなっちゃって、どんどん減って行っちゃうんです。その限られた回数の中で、どう魔法を使うのかがものすごく見所でした。
――余計なことに使って減ってしまったりとか。
百田:そうなんですよ。どれみちゃんたちは魔女見習いなので、失敗もしながら成長していくんです。私たちもそれを見て、幼いながらに「こういうことに使っちゃダメなんだ」とか「違うことに使った方が良いんだ」とか学んでいました。
――みならいタップとリズムタップはどうですか。
百田:当時の私たちがアニメで見ていた時のままの音が鳴るのがすごいです。主題歌も鳴るんですよね?
百田:ちゃんとしっかり歌声も聞こえますね!あとリズムタップは上の部分がパカッと開いて「魔法の実」もちゃんと取れる。……なくしちゃわないか心配ですけど、なくせないっていう緊張感が「限られた数の中で、どうやって自分が魔法を使うか」っていう部分を再現しているみたいで楽しいです。
――『おジャ魔女どれみ』のSpecial Memorizeシリーズをどんな風に使用したいですか?
百田:「今日ちょっと勇気が欲しいな」とか「あの魔法使いたいな」みたいな気分の時に、バッグにこういったアイテムを忍ばせてテンション上げたいです!
――他にこんなラインナップがあると良いな、のような希望はありますか?
百田:そういえば小さい頃にどれみちゃんの魔女見習い服を買ってもらいました。復刻したら買いたいですけど、大人になった自分が着るとまた違う気持ちになりそう(笑)
――モチーフにしたパジャマとかどうでしょう。
百田:――ッッ!! それは嬉しい!!
百田:確かに部屋着とか日頃身につけられるものだったり、衣装とかじゃなくてもT シャツだったり。そういうアイテムは欲しいです。最近、私たちが子供の時に流行っていたアイテムがめっちゃ出てるじゃないですか!なんかカフェやったり、グッズが出たりして。それで友達とめっちゃ盛り上がっていました。
――作品について伺いますが『おジャ魔女どれみ』を好きになったきっかけはありますか?
百田:自然と好きになりました。『おジャ魔女どれみ』を放送していた時間は当たり前のようにアニメを見ていたので、そこで見て出会って好きになっていきました。
――どのシリーズが一番好きとかありますか?
百田:『も〜っと!おジャ魔女どれみ』が印象的ですね。パティシエになって、その時は衣装も白ベースになって「すご〜い!」って思ったりしていました。あと、今になって改めて作品を見てみると、ちっちゃい時こんなに泣いてたっけ?って。大人になって見たら、また大事なものを教えてもらっている感じがすごくします。
――好きなキャラクターはいますか?
百田:選べないんですけど、よく子どもの頃の遊びの役でやりたいって言ってたのは、はづきちゃんです。なんだかぽやっとした感じだったりとか、普段はメガネをかけているんですけど、たまに取った時に全然印象が違う感じになったり。そういうところにすごく惹かれていました。あとはイメージカラーのオレンジや、髪型のハーフアップもすごく好きで。なんだか女の子の「かわいい」がいっぱい詰まった感じが好きでした。
――確かに子どもの頃って髪型や色で憧れたり気になったりしますよね。
百田:そう。だからはづきちゃんの髪型だったり、ダテ眼鏡をかけたり、そういうのにすごく憧れていました。でも私は結構髪が短かったのであんまりハーフアップとかはやってなかったんですけど、今はいっぱいやっています(笑) ちょっとかわいらしくみたいなぁと思う時なんかは、ハーフアップにしたりします。
――他に印象に残っているキャラクターはいますか?
百田:おんぷちゃんですね。アイドルをやっているというのが、やっぱりものすごく印象に残っています。私が初めてアイドルという職業を認識したのがおんぷちゃんでした。おんぷちゃんを見ながら、アイドルって素敵だなって。まさか自分がなるとは思ってなかったですけど、アイドルという職業がすごくキラキラして見えたのはおんぷちゃんの存在が大きいです。
――実際にアイドルになってみてどうですか。
百田:なんか思っていたアイドル像と違くて……。あれ!? こういうアイドルもあるのか?って思ったんですけど(笑) でも、やり続けていたらこうやって好きだった作品に関わる仕事ができるから、何があるかわかんないな〜って。
――『おジャ魔女どれみ』シリーズを視聴していた頃の自分に伝えたいことはありますか?
百田:私、どれみちゃんたちの仲間に入りたすぎて、当時いっぱいどれみちゃんの仲間になる夢を見てたんですね。自分のお家の寝室をどれみちゃんたちと飛んでる夢だったり、一緒に遊んでる夢だったり。それくらい毎日の日常の中にすごくいつも隣にあった作品なので、こうやって大人になって、そのアイテムを持つことができる日が来ると思ってなかったので、いずれ「どれみちゃんたちの仲間になれる日が来るよ」って伝えたいです。
この商品を持てばどれみちゃんたちの仲間に入ってる感じがしちゃいますよね!なんか魔法使える気持ちになっちゃいます!
――百田さんは2020年に映画『魔女見習いをさがして』に声優としてご出演されていましたが、オファーが来た時はどのような気持ちでしたか?
百田:本当に嬉しかったですし、今回もそうなんですけど『おジャ魔女どれみ』っていう文字を見た瞬間に、やっぱり「絶対何が何でもやりたい!」って。
――文字の並びを見ただけで!
百田:気持ちが前のめりになる、というか。最初に話をいただいた時も、どんな作品かっていうのはそこまでまだ詳しくわからない状態だったんですけど、どれみちゃんの作品に関われるっていうことがすごく嬉しかったですし、この仕事をしていてよかった〜って思えた瞬間でもありました。
――広島弁にも挑戦されていました。
百田:はい!しました!おんぷちゃんの声を担当されている宍戸留美さんが広島出身の方で、広島弁を教えていただいたんです。「〜〜というイントネーションだよ」っていうのを録音してくださって、その音声データを聞くんですけど、声がおんぷちゃんじゃないですかっ!!
――貴重な経験ですね。
百田:どれみちゃんたちの声を担当されていた皆さんにも、何度かお会いすることができて。こんなことある!?目の前にいる〜!って。
――アフレコ風景も見られたんですか?
百田:映画の最後にどれみちゃんたちが出てくるシーンがあったんですけど、そのシーンを目の前で撮ってくださったんです。私たちが撮った後に、皆さんがいらっしゃって、そのシーンを録ることになって……見たいし聞きたいんですけど、なんか落ち着かなくって。
――落ち着かないですよね。
百田:嬉しすぎて、ちゃんと見たいのに、好きすぎて見られない気持ちと、聞いていいのか?っていう気持ちと。でも「この瞬間に見ないとあっという間に終わっちゃう!」ってすごい自分に言い聞かせて。気付いたらなんか終わっちゃいました(笑)
でもすごい嬉しくて、本当に私の中でも宝物のような作品です。
――作品には様々なメッセージも込められていました。
百田:魔法って結局自分の中にあって、自分が使えるものかもしれない……みたいなことをすごく思わせてくれるというか。目に見えない魔法をきっとみんなが持っていて、でもそれを目に見える形で、表現してくれてるのがどれみちゃんたちで。小さいときは夢みたいだなとか、本当に使えたらいいなって思ってたんですけど、大人になったら自分次第で使うことができるかもしれないって。
――魔法は身近にあると。
百田:そう思えるような力を、大人になった今になってもらえるような。でも当時の主題歌を聞くと、一瞬であの頃の気持ちにも戻るし、あの憧れていた気持ちを思い出すしっていう。小さい頃に出会ったアニメやこういう作品って、一生影響するなって思いました。
――それが百田さん世代では『おジャ魔女どれみ』なんですね。
百田:そうですね!私にとってずっと好きでずっとテンションが上がるものです!
【Photo Gallery】
百田夏菜子
アイドルグループ、週末ヒロイン ももいろクローバーZのリーダーとして活動中。声優としても、おジャ魔女どれみ20周年記念作品『魔女見習いをさがして』(川谷レイカ役)、『映画かいけつゾロリ ZZのひみつ』(ゾロリーヌ役)、『ブラックパンサー』シリーズ(シュリ役・吹替)など、数々の人気作に出演。また、タレントや女優としても活躍中。
■PREMIUM BANDAI SHOWROOM POP UPでも展示!
今回、百田夏菜子さんにインタビューさせていただいたSpecial Memorizeシリーズが展示されるイベント「PREMIUM BANDAI SHOWROOM POP UP」を開催!
会場限定のキャンペーンも実施予定!詳しくはイベント公式サイトをご確認ください。
イベント名:PREMIUM BANDAI SHOWROOM POP UP
日程:2025年1月11日(土)〜2025年1月13日(月・祝)
時間:10:00〜20:00(最終日のみ19:00終了)
場所:阪急大阪梅田駅 1F 中央WEST広場
大阪府大阪市北区芝田1丁目1−2 ※阪急大阪梅田駅改札外
入場料:無料
イベント公式サイト:
https://p-bandai.jp/contents/hf_tokushu/
※イベント内容は予告なく変更となる場合がございます。
※駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。
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