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オシゴト通信推し記事vol.5

「親も知らない、私だけのオシゴトスペース」 - バトル系少年マンガדオシゴト”座談会〜後編・グッズ編〜

自分の「推し」を応援する、“オシゴト(推しごと)”が注目を集める昨今。アニメ、ゲーム、舞台、アイドルなど、推しの対象は多岐にわたっており、そのオシゴトスタイルも多様化しています。

そんな十人十色のオシゴトのなかでも、今回は「バトル系少年マンガ」に注目! 「マンガは人生の教科書」だと語る3人のオシゴト女子に集まってもらい、その魅力に迫ります。前編ではそれぞれのオシゴトスタイルや、バトル系少年マンガを推す理由など、熱量あふれるトークが繰り広げられました。
>前編を読む
「私の人生に、存在してくれてありがとう」バトル系少年マンガדオシゴト”座談会〜前編・オシゴト編〜


後編では推し作品の関連グッズを見ながら、「グッズ」をテーマに座談会を実施。つい買ってしまうグッズや、「あったらいいな」と思うグッズについてお話をうかがいました。
「親も知らない、私だけのオシゴトスペース」 - バトル系少年マンガדオシゴト”座談会〜後編・グッズ編〜
座談会メンバー(左から)
Hさん:マンガ好きの両親に影響を受け、幼少期からバトル系少年マンガとともに育つ。好きな作品は『キン肉マン』、『スペースコブラ』、『テニスの王子様』、『チェンソーマン』など。骨と筋肉がしっかり感じられる力強い絵柄が好き。
Kさん:中学生の頃友人に『ONE PIECE』を布教され、バトル系少年マンガの沼へ。好きな作品は『ONE PIECE』、『呪術廻戦』、『チェンソーマン』など。最近は『ONE PIECE』を1話から復習している。
Tさん:マンガ全般が好きで、推し作品への解釈をとことん深めるタイプ。好きな作品は『NARUTO -ナルト-』、『呪術廻戦』、『東京卍リベンジャーズ』など。なんでもそつなくこなすキャラクターを推しがち。

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「おこづかいを前借りして……」14歳で〇万円のグッズを購入!

−−普段はどんなグッズを集めていますか?

Tさん

私はアクリルスタンド(アクスタ)を集めることが多いです。

Hさん

私は抱き枕カバーやシーツのような、寝具系に弱いです。推しに腕枕をしてもらいながら熟睡しています(笑)。あと、タオルやハンカチ、クリアファイルをよく買います。

Kさん

わかります! 好きな絵柄だとつい買ってしまいますよね!

Hさん

でも使う機会がないので、クリアファイルは「保存する用のファイル」に収納しています。

Kさん

クリアファイルは特典の定番ですよね。あとは、コースターもコラボカフェでもらう機会が多いのでどんどん増えていきます……。

−−これまで買ったグッズのなかで、「思い切って買った!」と思うものはありますか?

Hさん

『キン肉マン』の生誕29周年記念で発売された、「コンプリートDVD-BOX」です。劇場版とTVシリーズのアニメ全話に加えて、復刻版キンケシ(消しゴム)全418体が付いてくるセットで、10万円以上しました。

Tさん

すごい……!! 当時、何歳だったんですか?

Hさん

14歳くらいですね。地道に貯めたお年玉と、おこづかいを前借りして買いました(笑)。

Kさん

14歳にとって、10万円はなかなかの金額ですよね。

Tさん

私は作品を見るのが中心なので。そこまで単価の高いグッズは買っていませんが、アクスタはついつい買ってしまいます。総額で考えたら、かなり費やしているかもしれません……(笑)。

Kさん

アクスタは集めたくなりますよね! 『呪術廻戦』の五条先生の顔が好きなので、作画のいいグッズは気づいたら買っています。でも本当は等身絵柄でクオリティーの高いフィギュアもほしいです。

\少年マンガのグッズ情報も!/

「いつでもどこでも推しと一緒にいたい」グッズへの要望が爆発!

−−グッズはどのように収納していますか?

Hさん

カード類はケースに入れて、ポスターはシワにならないよう、大きなファイルに収納しています。フィギュアは専用のガラス棚へ。『キン肉マン』のキンケシもガラス棚に入れて、裏側が見えるように背面に鏡を立てて飾っています。

Tさん

玄関のちょっとしたスペースに、小物と一緒にアクスタを飾っています。会社の引き出しにもこっそり忍ばせているので、そのうちデスクの周りに並べたいです。

Kさん

私の場合、母親の意向もあって、見えるところに飾りすぎないようにしています。一部のグッズだけ出しておいて、あとはクローゼットにしまっています。ポスター類は、クローゼット扉の裏にたくさん貼っていて。親も知らない、私だけのオシゴトスペースです(笑)。

−−「あったらいいな」と思うグッズはありますか?

Hさん

作中で推しが使っている小物がグッズ化したら、即買います! たとえば、食器やパジャマとか。普段から似たようなものを買ってきて、推しと一緒に生活している雰囲気を楽しんでいるので、ぜひ公式から出してほしいです。

Kさん

わかります! 再現グッズ系はコスプレの撮影にも使えるので、私もほしいです。

Tさん

お出かけで持ち運びやすい、アクリルフォトフレームのようなグッズもほしいです。コラボカフェで写真を撮ったり、日常生活のなかで眺めたりして、いつでもどこでも推しと過ごしたい!

Hさん

推し作品から、保管用のケースやファイル類が出たら買っちゃいますね。ランダム系商品のボックス購入特典でいいので、ぜひ売ってほしい!

Kさん

イベントに行くと金銭感覚が狂いがちなので、収納グッズが一緒に売られていたら「これも買っておこう」と、レジに持っていく自信があります(笑)。

Tさん

収納アイテムは100均でも買えますが、せっかくなら公式にお金を落としたいですよね。あと、小腹が空いたときに食べられるので、食玩系グッズもたくさん出してほしいです。

Hさん

たしかに。消費しやすいものとコラボしてくれると嬉しいですよね。歯磨き粉やボディーソープなど、生活用品とコラボするいいかもしれません。推しと同じものを使えたら幸せになれます。

Tさん

少しくらい高くても、「生活必需品だし」と理由付けして買えるのでありがたいです。

\推しの情報をチェックしよう!/

ブランドコラボで大切なのは、「作品との親和性」

−−有名ブランドとのコラボ商品については、どう思いますか?

Hさん

値段を気にして中途半端なものになるよりは、いっそ高くなってもいいので本気のグッズを出してほしいなと思います。

Tさん

大人が使っていてもいいような、しっかりした材質のものがほしいですよね。

Kさん

コスメ系も、年齢層の高い人でも使えるように専門メーカーとコラボして、質のいいものが出ると嬉しいです。使い切れずに使用期限が切れてしまうのはもったいなくて……。

Tさん

でも闇雲にコラボするのではなく、作品との相性も大切にしてほしいですよね。

Kさん

わかります。いくらおしゃれな服でも、「このキャラが、こんなにチャラチャラした服を着るはずがない!」と思って、買わなかったことがあります。キャラクターをブランドに合わせるのではなくて、ブランドがキャラクターに合わせて普段着ているようなものを出してほしいです。

Hさん

寝具系メーカーとのコラボはまだ珍しいので、もっと増えてほしいです。さりげないモチーフで、枕カバーやナイトキャップとか……!

「服を着せると見えなくなる部分まで……」 グッズ開発の裏側をもっと知りたい!

−−グッズの情報収集はどのように行っていますか?

Hさん

基本的にはTwitterです。ただ、商品を発売しているメーカーの公式アカウントは情報発信が遅いことが多くて……。開発風景など、開発メーカーしか持っていない情報を出して、更新頻度を上げてほしいな、と思っています。

Kさん

たしかに。公式のアカウントで、フィギュアの開発風景を見せてくれたときは嬉しかったです。服を着せると見えなくなってしまう部分まで、きちんと作り込まれていることがわかって、期待値が上がりました。

Tさん

メイキングが好きな人は多いと思うので、どんどん見せてほしいです。グッズに対する愛情もわきますし、開発者さんの解釈も伝わってくるので。

Kさん

どうしてそのモチーフを選んだのか、とても気になりますよね!

Tさん

とくにキャライメージで作っているメッセージ性の高いグッズは、開発者さんのこだわりが詰まっていると思います。たとえば、なぜその材料を選んだのか、お花だったら花言葉はなんなのか、とか。ファンとしてはその解釈も知りたいので、ぜひ発信してほしいです!

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グッズで推しを身近に感じながら、心を満たしている3人。何度も窮地を乗り越えてきた戦友のように意気投合して、オシゴトについてお話を聞かせてくれました。みなさんも推しグッズとともに、日常に幸せを感じてみてはいかがでしょうか?

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