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第一回 CSMの世界

通りすがる。今、再び―。
本記事は、CSMシリーズ最新作、「CSMディケイドライバーver.2&ケータッチ」の発売を記念した全四回にわたる記事の第一回となります。

第一回は、数多の仮面ライダーの世界を通りすがった仮面ライダーディケイドになぞらえた、これまでのCSMシリーズを振り返る内容です。「CSMディケイドライバーver.2&ケータッチ」はCSMシリーズ30作目となり、初の本格リメイク作品でもあります。その成立の背景となるCSMシリーズの歴史をお送りいたします。
まずはCSMシリーズ、第一作目の世界からー
CSMシリーズ、「COMPLETE SELECTION MODIFICATION」シリーズは、「大人の為の変身ベルト」と銘打ち、好評を博した “COMPLETE SELECTION” シリーズから派生し2013年に誕生しました。当初は既存商品を“MODIFY”(改良)し、DX品では再現できなかった外観クオリティを追求することを基本コンセプトとしていました。

第1作目は、「CSMダブルドライバー」。ベルト部分には本革を使用し、本体の塗装も一新されました。重厚感を増し進化した「大人の為のなりきり玩具」として、CSMシリーズはスタートしました。
最新作「CSMディケイドライバーver.2&ケータッチ」のリメイク元となった「CSMディケイドライバー」は、シリーズ第6弾として、2015年に発売されました。収録ライダーカードは別売り商品を合わせて計110枚となり、ベルト本体はそのすべてを識別。また現在も様々なCSM商品に実装されている「BGM収録」の仕様はこの商品が初となり、当時は印象的な2曲が収録されました。
シリーズ第11弾「CSMファイズギア」では今では当たり前となっている「キャストボイス」が初めて収録されました。この仕様は「CSMディケイドライバーver.2&ケータッチ」にも実装されており、今作では「CSMディケイドライバー」では未収録だった井上正大氏のキャストボイスが収録されています。
この商品を契機に、CSMシリーズは既存のDX金型をMODIFYするのではなく、「ベルト商品そのもの」をMODIFYするコンセプトに変更。一から設計・機構・音声を見直し、より劇中に近しい物を追求する方向に進み、今に至っています。
2017年に発売された第14弾「CSM NEWデンオウベルト」、第16弾「CSMデンオウベルト&ケータロス」では、通常の変身遊びに加え、憑依なりきり遊びが楽しめる「イマジンボイスモード」が実装され、スイッチによるモード切替を初めて実装したCSMシリーズ商品となりました。
シリーズ第18弾「CSMオーズドライバー コンプリートセット」で商品化されたコアメダルには、DXに音声収録していなかった劇中登場のメダルのほか、映画「MOVIE大戦MEGA MAX」の資料にのみ登場したコアメダルを具現化し、新コンボデザイン・新コンボソングも新規に作成されました。

その他にも、第17弾「CSMカイザギア」での「大型武器の立体化」、第23弾「CSM デルタギア」での「音声認識システム」、第26弾「CSM キバットベルト」での「加速度センサー」など、CSMシリーズの過去商品では様々な仕様・機構が実装されていきました。 「CSM変身ベルト・タイフーン KAMEN RIDER 50th Anniversary Memorial Set」では、初の昭和ライダーベルトのCSMシリーズ化であったことに加え、変身ベルト玩具史上初の「シャッター自動展開ギミック」も実現しました。
こうしたシリーズの進化を背景に、「初の本格リメイクアイテム」として、「CSMディケイドライバーver.2&ケータッチ」「CSMライドブッカー」「CSMライダーカードセット EXTRA」は製作されました。シリーズの飛躍がわかる商品となっています。

CSMディケイドライバーver.2&ケータッチ」は2021年12月26日(日)まで予約受付中です。
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全てを破壊し、全てを繋げ。