−−これまでのオシゴト遍歴を教えてください。
中学2年生の頃、友達が教えてくれたアニメやゲームにハマって、『刀剣乱舞』もその頃に始めて、今もずっと続けています。
ほかには『アイドリッシュセブン』(略称:アイナナ)や、『うたの☆プリンスさまっ♪』(略称:うたプリ)など、女性向けのタイトルもたくさんプレイしました。ちなみに大学時代の専攻は、『薄桜鬼』の影響で日本史です(笑)。
私はハマったタイトルや推しの移り変わりが激しいタイプなんですが、『刀剣乱舞』の鶴丸国永はずっと推し続けています。ほかにも『アイナナ』、『あんさんぶるスターズ!』(略称:あんスタ)など、いろいろプレイしています。
高校生の時に、友人から『うたプリ』をすすめられたのがきっかけです。女性向けコンテンツにも触れ始めて、『アイナナ』にハマったのは大学時代、就活が終わった頃です。ちょうど『アイナナ』のアニメ1期が終わるくらいのタイミングで、ゲームでそのとき公開されていたシナリオを全部読むくらい夢中になりました。今は『A3!』も楽しんでいます。
−−数多くのキャラクターから、推しを決めるときの傾向はありますか?
『刀剣乱舞』の加州清光など、黒髪の一途なタイプを推しがちです! そこまでおしゃべりではないものの、愛情表現をしっかりしてくれるところが最高で。『ツイステ』では黒髪ではありませんが、フロイド・リーチくんが好きです。おちゃめですが、愛情表現をしっかりしてくれるので。
でもその解釈、全部妄想だよね(笑)。
愛情表現してくれそうだな、と妄想しています(笑)。
推しを決めたときは無意識だったのですが、今振り返ってみると白髪や銀髪のキャラクターが多いことに気づきました。
『刀剣乱舞』の鶴丸はもちろん、『僕のヒーローアカデミア』の轟焦凍くん、『呪術廻戦』の五条悟など、好みが本当にわかりやすいです(笑)。
好きになりやすい外見って、やっぱりありますよね! 私はメガネキャラが好きで、『アイナナ』だと二階堂大和、『A3!』だと古市左京さんが推しです。
−−普段はどのようにゲームを楽しんでいますか?
『ツイステ』は始めたばかりの頃、カードを全部集めたかったのでイベントガチャに毎回課金しました。最近はさすがに追い切れなくなりましたが、推しのバースデーは毎年新しいカードが出るので、それだけは絶対に引いています。
ガチャを回すのは私も好きです!『Fate/Grand Order』は新規サーヴァントが好みのビジュアルだと、結構回しています。
学生時代よりもゲームにかけられる体力や時間が減ったので、推しのバースデーのときは金にものを言わせてガチャを回しています。
タイムイズマネー、って本当にその通りだと思います。
時間を金で買いますからね(笑)。ゲーム内イベントでも、まずは周回が有利になる特殊効果の付くカードが出るまでガチャを回して、効率を上げています。
イベント効率って大事ですよね!
『刀剣乱舞』はイベント周回の報酬でもらえる子がいたら2振り分は回収するようにひたすら走って、経験値がおいしければさらに回ります。
『刀剣乱舞』は経験値がおいしくて刀剣破壊(戦闘でダメージを受けると手持ちの刀剣男士が失われてしまうシステム)がないイベントだったら、延々と周回しています。先日も夏のイベントで、新刀剣男士を2振りは回収しました。本当はあと1振りほしかったのですがギリギリ間に合わず……。
『アイナナ』は毎回イベント報酬でカードが貰えるわけではないので、強化アイテムのためにランニングすることが多いです。でも楽しいので、体力と気力が続く限りやっています。
私は気分でログインしたりしなかったり。『刀剣乱舞』は長期間ログインしないときにだけ聞ける「審神者長期留守後歓迎」ボイスがあるので、それを聞きたいときは、まったくログインしないようにしています。
私もやりこみ度は時期によって差がありますが、『アイナナ』では年末に毎年大きなイベントがあるので、それだけはちゃんと回ろうと決めています。
自分の1年のスケジュールに、ゲームが組み込まれていますよね! 去年の『アイナナ』の年末イベントは、現実の時間がゲーム内のストーリーとも連動していたので、すごく楽しかったです。
現実と連動といえば、『アイナナ』の年末イベント「BLACK or WHITE」関連の映像を見に、Tさんと一緒に新宿アルタビジョンに行ったこともありました。
現地に行った先輩方が「この時間に流れるよ!」とX(旧Twitter)に書いてくださっていたので、それを頼りに見に行ったんです。
いいですね! 最近はそれほど頻繁に現地に行けるわけではないですが、『アイナナ』が東海ツアーズとコラボしたツアー(JR東海ツアーズ IDOLiSH7 OFF/旅)には参加しました。
最高じゃないですか!
観光できて、おいしいものを食べられて、ノベルティももらえて、「一石何鳥だよ!」と思える旅になりました。
−−平日はどのようにオシゴトの時間を確保していますか。
通勤時間を使って、電車の中でずっとゲームをしています。あとは昼休みや帰宅後にも周回。時間が少しでもあればオシゴトに使っています。
私は、通勤時間だとゲームするには短くて……。平日はゲームを起動するかしないか、といった感じです。でも交通広告やポスターなど、推しが出ているときは、帰宅途中に寄り道して写真を撮りに行ったりしています。
私の場合、家に推しがいるので……。
すごいパワーワード!
鶴丸国永の模造刀が部屋にあるんです。だから腹の立つことがあっても「そんなこと言っていいのか?うちには鶴丸がいるが?」と心の支えになっています(笑)。
近侍にメンタルを守られている(笑)。
推しに支えられて生きている結果がオシゴトになっているというか、普段の生活そのものがオシゴトです!
−−みなさんの周囲にもオシゴト仲間はいますか?
リアルの友達とオシゴトをすることがほとんどですが、SNSでつながった人とリアルイベントでお会いすることもあります。東海ツアーズの京都旅では、滋賀県に住んでいるフォロワーと現地でぬいの写真を一緒に撮りました。
うらやましい!
私たちは中学高校で仲良くなった人がみんなオタクだったので、よく一緒にオシゴトをしています。
−−オシゴトの情報はどこで仕入れていますか?
X(旧Twitter)です!
「このツイートはあの人が絶対反応するだろう!」と思って、友人同士でツイートのURLを送り合っています。
ただ、そうやって仲間内で盛り上がっていると、どこまでがオタクの妄想で、どこからが公式の情報なのかわからなくなるときがあって。「こういうことあったよね」と言うと「あった!」とみんなが返してくれますが、実は私たちだけの妄想だったことも(笑)。
集団幻覚だ!
−−ほかにも、「女性がハマるブラウザ&アプリゲーム」あるあるはありますか?
私は大和さんを好きになってから、メンバーカラーの緑色のものが目に入るようになりました。だから今日の服も緑です!
推しのイメージカラーは気づいたら手に取ってしまいますよね。
私はイメージカラーよりも、「推しの隣に並ぶならこういう服装がいい!」と思って服を選びます。推しにふさわしい自分でいたくて。
その選び方、素敵ですね! 色といえば、このジャンルはキャラクター数が多いので、ペンライトの色を覚えるのが大変です。
この前行った、『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』<DAY 2>応援上映でも大変で! 合間の時間に高速でペンライトをカチカチ押して色を変えていました。
あと、ストーリーを読んだらX(旧Twitter)と友達のLINEグループで叫ぶのは私だけですか?
叫びたくなる気持ち、わかります!
−−ゲームのストーリーは、どのように読み進めていますか?
小説を読むときと同じ感覚で、ゲームのシナリオも毎日少しずつ読み進めます。キャラクターへの解像度を高めながら読むのが好きです。
配信されている分のシナリオを一気読みするタイプです。だから「早く次を読ませて!」と思うことも多くて。『アイナナ』も第5部や第6部の更新分が話の途中で終わっていると「嘘でしょ、ここで止まるの!?」と思うことが多々ありました。でも、生きる糧になっているかもしれません。次のシナリオが配信されるまで私もがんばろう、と思えます。
私も読める分を一気に読みます。ただ、中途半端なところで話が終わると続きが気になるので、たとえば「第○部の前半を配信、後半は後日配信」の場合は、後半が配信されるまでためておきます。
−−最後に、推しへの愛を一言お願いします!
鶴丸へ。生きる理由をくれてありがとう!
推しがいなかったら、人生はこんなに楽しくならなかったかもしれません。人生に彩りをくれてありがとう!
二階堂大和さんへ。好きなビジュアルでいてくれてありがとう!
「メガネをかけている人が好き」と強く思ったのは、大和さんが最初です。以降、どんどんメガネの推しが増えていることが自分でもおもしろくて。新たな扉を開いてくれてありがとうございます。
これまで好きになったすべての推しへ。出会ってくれてありがとう!
推しができてから、「現場があるからがんばろう」、「この報酬がほしいからイベントを周回しよう」など、生活の中に楽しみが増えました。
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ブラウザ&アプリゲームへの愛をたっぷり語っていただいたオシゴト座談会前編。後編ではグッズ収集事情や理想のグッズについてお聞きします!
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