山本氏が持っているのが当時品「DXゴーストドライバー」
西銘DXゴーストドライバーもよくできているんですけど、CSMゴーストドライバーと並べてみるとはっきりと違いがわかりますね。特にバックル部分の色合いが、すごくリアルな感じです。
山本ベルトも大人が巻けるように、長くて丈夫に作られているし、塗装も高級感がありますね。
西銘DXは子ども用なので、大人が巻くためには「延長ベルト」が必要だったけど、今回のCSMはさすが大人向けと銘打っているだけあるよね。すごくしっかり作られていて、ちょっとやそっとでは外れない
山本ほんとだ、ガッチリしてるな。これなら駿が普段使いしても大丈夫(笑)。
西銘簡単にズレたり、外れてしまったりしないところが安心だよね。普段使いはしないと思うけど(笑)。
山本撮影アップ用のベルトと、ほぼほぼ同じ印象があります。
西銘実際に巻いた感じも当時を思い出しますね。大人用ということでベルトの長さが調節できるので、しっかりと身体にフィットするんです。眼魂(アイコン)を装填したり、変身ポーズをとっても、ズレにくいです。
半透明なカバーの向こう側のディテールも塗装してあるのがすごいです。外見だけでも文句なし。これに、いろんな音声ギミックが入るんでしょう。すごいですよね。
山本およそ1年半にわたるセリフを一気に収録したので、当時のアフレコのときより疲れました(笑)。懐かしいセリフばかりで楽しかったのですが、まあ10年という歳月を実感しましたね。「なんでこんな声の出し方をしたんだよ」と、あのころの自分を問いただしたい。当時の音声を参考用に聞きながら、ひとつずつ収録していたんですけど、大変でした!(笑)
西銘マコト兄ちゃんは当初、低めの声でガナる(声を張る)イメージ。
山本そうそう。
西銘最初のころはタケルと対立し、やがて仲間になるマコト兄ちゃんですから、時期によって口調も大きく変わるんです。タケルに対する話し方も変えています。
山本よりナチュラルにしゃべることのできる終盤エピソードのセリフのほうが、楽でしたね。
西銘最初のころのマコト兄ちゃんは、すっげえ怖かったんですよ。
山本ずっと怒ってたからね(笑)。台本を読みながら、このときはこんな風に……って、思い出しながらやっていたので、1年半もの楽しかった記憶がよみがえりました。
西銘僕は当時、18歳の高校生でした。テンション高めで、あのころでしか出せない声を出していましたので、今回どれだけ再現できているか、ファンの方たちからの反響がすごく気になります。今28歳ですから、あと数年で30歳になるんです。ちょっとドキッとしますよね。
山本そっか、駿ももう28歳か。いい大人じゃん。
西銘えっ、ぶっくん(山本)は?
山本31歳。
西銘(すかさず)いやいや、それを言うならそっちもでしょ(笑)。まあ、当時は本当に一生懸命やっていましたけど、印象的なセリフであれば、もう1回今の感覚で撮り直してみたい気持ちもありますね。
山本そうそう。今の技術を身につけた状態でね。
西銘感情の入れ方を、今ならもっとうまくできるんじゃないかと思うんですけど、そうなると昔の雰囲気にならないかなって、また心配になりますね。
西銘「カノンがいっぱいだぁ〜」は入ってますか(笑)?
山本2回言ったよ(笑)。テレビ本編のときと、TTFC(東映特撮ファンクラブ)の『仮面ライダースペクター×ブレイズ』で言ったのと。
西銘あのセリフは人気あるから、絶対入れないといけないですよね。
山本マコトの決めゼリフ「俺の生き様、見せてやる」と並ぶくらい、言っている気がするなあ(笑)。最初のころのセリフも印象に残ってるんです。主にタケルへの罵倒(笑)。「お前は甘い」とか「弱い! 防御もなってない、攻撃も未熟」とか。
西銘改めて聞くと、ずいぶんひどい(笑)。でも、タケルがカノン(演:工藤美桜)ちゃんを助けたら、急に改心して仲間になってくれた。
山本今となっては、最初の怒ってばかりいたマコトが懐かしい(笑)。「貴様が妹の名前を口にするな!」「俺に友などいない!」とか。
西銘すっごいこと言われてるなあ(笑)。
山本駿はタケルのセリフで、どんなのが気に入ってる?
西銘決めゼリフ「命、燃やすぜ!」はもちろん、いろんなセリフを言っているので選ぶのが難しいですね。たとえば「水と油は決して交わらない。でも、お互いを認め、わかりあうこともできる。そして新しい力を生む。それが、人間だ!」なんか、いいなと思います。
山本そんなこと言ってたっけ。水と油の話!?
西銘「楽しさは人をつなぎ、笑顔が笑顔を生む。仲間がいれば、楽しさを無限に広がるんだ!」とかも、めっちゃ広がるなあ〜って感じで、好きな言葉です。
山本タケルには、人間の強さとか可能性とかを問うセリフが似合っている気がするね。
西銘アデル(演:真山明大)に向かって言ったセリフも、好きですね。「確かに心があるから人は悩み、悲しむ! でも、楽しみを知り、笑顔になれる! 人はひとりじゃない! 仲間がいるから、喜びがある! 何度も衝突し、人は学ぶ! 本当の強さと、優しさを! そして目の前の苦難に、勇ましく立ち向かう! 人は変われる! 人には、無限の可能性がある!」。
山本長いセリフ、言い切ったねえ!
西銘長くて難しいセリフですけれど、当時は高校に通いながら、同時に台本を覚えないといけない生活を送っていましたから、パッと台本を開いたら、10秒くらいで1ページ分の内容が頭の中に入っていくような「特技」が身につきました。でも10年後の今は、どんなセリフでもじっくり読み込まないと覚えられません(笑)。
山本1年以上も同じ役を演じるというのも珍しかったし、終盤だとマコトやタケルなら、こんなこと言いそうって思えるくらい、自然な感じでセリフが書かれていました。だからこそ、すんなり頭に入ってきたんだと思います。
西銘「人間の可能性は無限大だ!」ってセリフ、気に入っています。SNSが発達した現代では、周りの人の活躍やライフスタイルが可視化され、他人と自分を無意識に比べてしまい、自らの可能性を狭めてしまう方もいると思います。このセリフは、人は皆「可能性がある」ことの素晴らしさを説く、いいセリフだと思います。
山本俺はVシネマ『仮面ライダースペクター』に強い愛着がありますから、罪をいっぱい語っているセリフ「ダントン、お前を信じてしまった罪、この世界の人たちを危険にさらしている罪、友を手にかけてしまった罪、ダントン、お前の罪……」も大好きです。カミホリ(上堀内佳寿也)監督がとても時間をかけて、演出してくださったシーンで、マコトとして心を込めて演技をしました。もちろん今回の収録にも力を入れています。
西銘10年前も一生懸命、感情を込めていましたが、10年後の今、改めて言葉のひとつひとつに感情をいっそう込めて、収録することができたと思います。ぞんぶんに僕たちのセリフを楽しんでください。
山本まず、足を長くしてもらって……。
西銘(笑)。マコト兄ちゃんと同じ足の長さを出すのは、なかなかできるもんじゃない。
山本マコトは眼魂をドライバーに装填したあと、フタを閉じて上体を右に大きく移動させます。そこで手をぐっと握りしめる、そこの腕の力強さがポイントじゃないかと。
西銘タケルの変身は、胸の前で両手を組み合わせ、印を結ぶような動作がありますけど、この一連の動作で「緩急」さえつけられれば、どなたでもカッコよくなります! まず胸の前で腕を組み、クルリと回転させながら上へ持っていき、スーッとおろして正面に向け、「変身!」と言って構えます。この3つの動作を「サッ、スーッ、サッ!!」と、メリハリをつけて行ってください。
山本タケルとマコトの同時変身を再現したい人は、お互いがぶつからないように気をつけてほしいですね。
西銘同時変身で、タケルの左にマコトがいる場合だと、マコトが横移動すると手がタケルに当たってぶっとばされそうになりますから、十分な距離をとって横移動してください(笑)。
山本俺がタケルの右側に立てば、マコトの変身ポーズが干渉せず、タケルにのびのびと変身してもらえます(笑)。プレイバリューの豊富な商品なので、思いっきり楽しんでほしいですね。
西銘商品が到着したら、どんなギミックが入っているのか、レバーを引いたり、音声を流してみたり、思いっきり楽しみたいと思います。でも傷をつけたりするのが怖いので、遊び終わったらきれいに飾って、大事に眺めようと思っています!
西銘僕たちが撮影で使用していたもののイメージに近い、実物感がある商品です。今これを手にしていると、10年前に現場でベルトを巻いていたときの記憶がよみがえってきます。さらに、僕らのセリフとか、効果音、BGMなどが入っているなんて、すごいじゃないですか。お手元に届いたら、思いっきり楽しんでください!
山本『仮面ライダーゴースト』の映像を観ながら、作品世界にひたりつつ、遊んでくれたら嬉しいですね。僕と駿の「変身!」のかけ声をはじめ、いろんなセリフが収録されているので、ぜんぶ聞いてください。
西銘この商品があれば、タケルやマコト兄ちゃんになりきれるわけですね!
山本そう。「変身!」の音声に合わせてポーズをとり、みなさんもゴーストやスペクターに変身してくださいね!
©石森プロ・東映






